Takatsuki
2019
敷地は高槻市の南西に位置し、交通量の多い南側大通りに面している。
建主の母親が中学時代の恩師で、母親と夫婦・子供の3世代同居の住宅である。
まず、交通騒音対策と、画家であったご主人の絵と趣味である先生の写真を飾り、家全体がギャラリー的な空間になるように計画を進めた。
道路面と西側水路沿いに窓のない壁を立て、道路面の開口をガレージとアプローチのみのダブルスキンの外観とした。
細長い変形敷地を生かし、道路左側にガレージ、右側に和室を配置した。長い廊下を設けたその奥に生活空間を配し、開放的な東側に設けた主庭と、点在させた庭から各部屋に陽光が射し込み、涼風が通り抜け、緑と自然を感じられる住まいである。
所在地:大阪府高槻市
構造:地上2階木造
敷地面積:231.00m²
建築面積:127.86m²
延床面積:190.64m²
写真:福澤昭嘉
PIECES
大西憲司設計工房のこれまでの作品やプロフィールなどをご紹介しています。
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