しょくさいえらび
category: プロジェクト
20160912
みなさん、こんにちは。
曇り空が続くようです、秋雨でしょうか。
ということはそろそろ秋でしょうか。
涼しさのある、食べ物のおいしい季節が待ち遠しい。
と、食欲の秋を首を伸ばして待っている今日この頃です。
そんな折、現在姫路にて工事を進めております住まいに植える為の植栽の選定に行ってまいりましたので少しご紹介致します。
設計をさせて頂く住まいには必ずと言っていい程、植栽が植わります。そして一本一本の木々の樹種や樹形等々を造園家と共に畑に行って、目で確かめ選定していきます。
今回はまず、シマトネリコから...
そしてアオダモ...野球のバットに使われる樹木です。
ヤマボウシ...街中でも見かけることがあるかもしれません。春先に空に向かって白い花を咲かせます。
かわいらしいハクサンボク...秋には真っ赤な実をみのらせます。
などなど...
弊所では「家庭」という言葉の中にもあるように「家」と「庭」の関係を大切にしています。
単なる言葉遊びではなく、植栽があることで小さな気づきがうまれ、気づきがうまれることで視野が広がるような、例えば見えなかった部分が見える事で普段の風景が少し明るくなる、そんな効果があるのではないかと、植木に触れる度に感じます。
植木も生き物で、風通しや日当たり、栄養分や水分など、僕らが接する頻度や周りの状況に繊細に反応します。その繊細さに目を向けられる状況が家の中に生まれ、僕らからアクションしていくこと。
みなさんはどう思われますか?
ひぐち。