大西憲司設計工房[大阪]Kenji Ohnishi archtect

大西憲司設計工房ウェブログ

20160903

みなさん、こんにちは。

夏の暑さも過ぎ去ったのかまた戻ってくるのか、よくわからない涼しさと暑さとせつなさと...が続く日々ですが、先日姫路市にて進めておりましたK邸が無事完成し、見学会を開催。そして引き渡しを終えることができました。

霜柱のたつ寒空の日に地鎮祭を終え、夏の炎天下の中型枠を組み、秋の涼しさの訪れを感じるころにコンクリートを打設した、振り返るととても濃厚な現場でありました。(どの現場も熱量は同じなので、毎度同じ事を言っている気が...)

そんな長期間お世話になったお施主様ご家族にこの場を借りて御礼申し上げます。たくさんの学びを頂けた、そんな現場でありました。ありがとうございました。

見学会にお越し頂いた皆様は、夕景をご覧になれる時間ではありませんでしたのでこの場にて夕景を含め少しご紹介致します。一泊できるのであればしてみたい、そんな思いがうまれてくる風景です。(個人的感想)

では、写真をちらり。
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建て主の父が建てたかつての住まいの外壁が杉板型枠であったことから、新たに建つ息子さんご家族の住まいの外壁も杉板型枠を使用しています。また建物内部の和室にも、父の代から受け継がれる障子や欄間、設えを継承し、どこかかつての息吹を感じる空間が広がります。

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そして、建物内部には各所に抜けをつくり、誰かがどこかを歩いている気配を感じることができたり、庭の緑を配置し季節の移ろいを感じられるよう計画しています。

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夕方にはそんな庭の照明が灯りはじめて、日中とは違う雰囲気となります。

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...ん~、一泊できるのであればしてみたい。

ひぐち。

20160616

みなさんこんにちは。

今回は姫路にて進めております現場のご紹介です。(K邸)

前回ご紹介からとても時間が経過しておりますが、外構工事まですすんでいる状況です。
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長く大きなコンクリート壁がアプローチの軸線を強調し、マッシブなコンクリートと相まって、程よい緊張感がうまれています。

そしてそのアプローチに取り付くのが...

どんっ

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と、まぁ、取り付く前の光景ですが、大きな大きな庇です。

素材はコールテン鋼。パッと見ると錆びている鉄ですが、一般的な錆鉄と違うのがコールテン鋼の特徴です。別名「耐候性鋼板、耐候性鋼材」とも呼ばれ、予め鉄の表面に銅やニッケルなどで緻密な保護性の錆を作り出すことで内部までの腐食を防ぐ効果があります。単なる鉄よりも上部な素材なんですね。

最近ではコールテン鋼風の塗装まで出回っており、一般的にも認知度が上がってきている素材です。写真では伝わりにくい素材感ですが、なんともカッコイイんです。

また次回、取り付いた様子をご紹介できればと思います。

(去り際に、内部ホールの写真を添えて...)
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ひぐち。

みなさんこんにちは。

先月のことにはなりますが、
少しずつブログにてご紹介しておりました加古川の複合テナントビル

...無事完成引き渡しを終えることができました。
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さてさてテナントビルという名目で前回までご紹介しておりましたが、
完成後、空テナントなく3フロア全て稼働しております!

素晴らしい!

1階は0~2歳児の保育所。
2階は和風cafeとリラクゼーションサロン。
3階は宿泊スペース。

しゅ、宿泊スペース...?
ここでタイトルの「断食」との繋がりがでてきます。

実はこの複合テナントビル。断食体験ができるビルになっております。
(さすが加古川。国宝鶴林寺との縁を感じます...)

その断食体験に申し込んだ方は、2階にある和風cafeで回復食や水、リラクゼーションサロンではヨガ体験やマッサージなども併せて体験して頂けるそうです。そして就寝・休憩スペースとして3階が機能するわけです。

断食は2泊3日のコースや日帰りコースなど、無理のない程度の期間で体験できるそうなので初めての方でも安心ではないでしょうか。(僕も一度は体験せねば...)

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(断食体験でも活躍する和風cafe)

1階との連携はないのかと言いますと...

そんなことはなく、2階のリラクゼーションサロンで行われている「産後ケア」によって、お母さん方への繋がりもあるのではないかと思っています。和風cafeは井戸端会議の会議室ですね。

ん~いい具合に各テナントが連携しています。
...オーナーの力量ですが。笑

ただ建物のみが存在するのではなく、中に入るテナント同士が連携しているそのシステム。すごく良いなあと感じています。

2階の和風cafeではおいしい水出しコーヒーが飲めたり、リラクゼーションサロンではアロママッサージを受けれたりしますので、加古川にお越しの際は是非足を運んでみて下さい。

そして、もちろん断食体験も。

断食スペースホームページ : http://kensin-ryou.com/
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ひぐち。

20160421

前々回のブログにてご紹介しました加古川の複合ビル。

最後に掲載した何かが取り付くと予告した謎の金物。

そろそろ正体を...

明かしましょう...

コンクリートに打ち込まれたベースプレートには突起があったり穴があいていたり、なんとなぁく、それとなぁく、何か取り付くんだろうなと予想できたかもしれません。

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...その通りです。

そして...

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囲まれちゃいました。
ここまではあの金物写真からは予想できなかったはず(と、思わして下さい。)

謎の金物の正体は、外部の木製ルーバーを取り付ける梁を緊結する為の重要な役割を果たす縁の下の力持ちだったのです。

ちなみにコンクリート打設前の配筋時には既に力持ちくん準備万端待機中です。
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ベースプレートの裏側に溶接された鉄筋がしっかりと定着(必要長さ)をとり、コンクリートと一体となることで、外部の梁及びルーバーを支えることができるようになります。
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あたたかみのある木製のルーバーに囲まれながら階段を上っていった先には、喫茶店やリラクゼーションサロンといった癒しのある空間が待っています。

あと少しで完成するこの加古川の複合ビル。

次回はもう少し詳しくご紹介したいと思います。
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ひぐち。

和歌山県で進行しておりました、Tのまちの家。
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先日無事に完成し、そこに住むご家族への引き渡しを終えることができました。お子さんの笑い声とトタトタ響く足音は、とても嬉しく、微笑ましい瞬間でした。(そして毎度ながら寂しさと...)

引き渡し前には見学会も開催させて頂き、たくさんの方々が足を運んで下さいました。
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スタッフの役割の一つでもある(勝手な使命感。)見学に来た方の子供たちの探検に同行することは、重要な役割。飛び交う嬉しい感想は、子供達の俊敏な動きにも対応できる脚力(当日限定)を形成できるきっかけになっておりました。

ある子供たちが言います。
「庭どこ~?」

しかし子供たちが立つその場所は、もうすでに庭という場所(のはず)なのです。

「庭はここやで~」

子供たちは言います。
「にわにいきたい~」

キャッキャッと笑いながらアプローチの方へ走っていく子供たちを必死に静止しつつ、ふと思い出します....


初めて建て主ご家族にお会いした時、その場所を選んだ理由の一つとして

「近くにある公園で子供を遊ばせたい」

と、そんなお話をうかがいました。

ご家族の、その場所に留まらない少し離れた場所へのお話からは、外をまったく感じない風景の想像が生まれてこなかったことを記憶しています。

Tのまちの家は、奥行のある庭からつながる内部空間の先々に行き止まりを作らず、どこにいても家族の気配やいろんな季節のある庭を、ひいてはまちを感じられるように計画した広がりのある住まいです。
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...「にわにいきたい~」

トタトタと家の中を走り回る建て主ご家族のお子さんも、今ではそんなことを言ってくれています。

僕らが思う「庭」のそれとは違い、子供たちの中での「にわ」はもっともっと広がっていく場所なんだろうな~と思います。

そんな「にわ」のような住まいに、なっていったらいいな~。

Kさんご家族、本当にありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。

ちらっと竣工写真...
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(その他の竣工写真はまた更新致しますのでご覧下さい。)

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