大西憲司設計工房[大阪]Kenji Ohnishi archtect

大西憲司設計工房ウェブログ

20160616

みなさんこんにちは。

今回は姫路にて進めております現場のご紹介です。(K邸)

前回ご紹介からとても時間が経過しておりますが、外構工事まですすんでいる状況です。
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長く大きなコンクリート壁がアプローチの軸線を強調し、マッシブなコンクリートと相まって、程よい緊張感がうまれています。

そしてそのアプローチに取り付くのが...

どんっ

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と、まぁ、取り付く前の光景ですが、大きな大きな庇です。

素材はコールテン鋼。パッと見ると錆びている鉄ですが、一般的な錆鉄と違うのがコールテン鋼の特徴です。別名「耐候性鋼板、耐候性鋼材」とも呼ばれ、予め鉄の表面に銅やニッケルなどで緻密な保護性の錆を作り出すことで内部までの腐食を防ぐ効果があります。単なる鉄よりも上部な素材なんですね。

最近ではコールテン鋼風の塗装まで出回っており、一般的にも認知度が上がってきている素材です。写真では伝わりにくい素材感ですが、なんともカッコイイんです。

また次回、取り付いた様子をご紹介できればと思います。

(去り際に、内部ホールの写真を添えて...)
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ひぐち。

みなさんこんにちは。

先月のことにはなりますが、
少しずつブログにてご紹介しておりました加古川の複合テナントビル

...無事完成引き渡しを終えることができました。
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さてさてテナントビルという名目で前回までご紹介しておりましたが、
完成後、空テナントなく3フロア全て稼働しております!

素晴らしい!

1階は0~2歳児の保育所。
2階は和風cafeとリラクゼーションサロン。
3階は宿泊スペース。

しゅ、宿泊スペース...?
ここでタイトルの「断食」との繋がりがでてきます。

実はこの複合テナントビル。断食体験ができるビルになっております。
(さすが加古川。国宝鶴林寺との縁を感じます...)

その断食体験に申し込んだ方は、2階にある和風cafeで回復食や水、リラクゼーションサロンではヨガ体験やマッサージなども併せて体験して頂けるそうです。そして就寝・休憩スペースとして3階が機能するわけです。

断食は2泊3日のコースや日帰りコースなど、無理のない程度の期間で体験できるそうなので初めての方でも安心ではないでしょうか。(僕も一度は体験せねば...)

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(断食体験でも活躍する和風cafe)

1階との連携はないのかと言いますと...

そんなことはなく、2階のリラクゼーションサロンで行われている「産後ケア」によって、お母さん方への繋がりもあるのではないかと思っています。和風cafeは井戸端会議の会議室ですね。

ん~いい具合に各テナントが連携しています。
...オーナーの力量ですが。笑

ただ建物のみが存在するのではなく、中に入るテナント同士が連携しているそのシステム。すごく良いなあと感じています。

2階の和風cafeではおいしい水出しコーヒーが飲めたり、リラクゼーションサロンではアロママッサージを受けれたりしますので、加古川にお越しの際は是非足を運んでみて下さい。

そして、もちろん断食体験も。

断食スペースホームページ : http://kensin-ryou.com/
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ひぐち。

20160426

皆さん、こんにちは。

月初めのことではありますが、
Y邸が竣工し、オープンハウスを行いました。

2日間という期間でしたが、
沢山の方々が時間を調整して訪問して下さいました。
ありがとうございました。

簡単ではございますが、
早速竣工した住宅をお見せしたいと思います。

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外観です。
RC3階建のコートハウスとなっており、
見ていただいた方からは、
とても住宅とは思えない...美術館や施設に見える!
という声が多く聞かれました。

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アプローチです。
コールテン鋼のドアを抜けると、奥行きのあるアプローチがあり、
外部と内部とをゆっくりとつなげてくれています。

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玄関に入ると、
180度視界が広がっており、特に中庭の木々が目を引きます。
また正面には黒川鉄板の通路があり、
中庭の木々を感じながら抜けるとその先には...
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和室があります。
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(縁側と中庭)

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3Fにあがると、
読書コーナーがあります。
読書コーナの奥にチラッと見えている空間はなんだと思いますか?
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正解は...
1畳程の書斎です。
狭いと思われるかもしれませんが、
手を伸ばせばなんでも届いてしまうので、
ついつい動きたくなくなりこもってしまう居心地のよい空間です。

また3Fにはリビング・ダイニング・キッチンがあります。
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(リビング)
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(優しい光が差し込む、リビング奥のトップライト)
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(キッチン)


見せ場はなんと言っても、
車庫の上に設けたデッキテラスです。
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(ダイニングから見たデッキテラス)
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お子様方が楽しそうに走り回っている姿を何度も拝見し、
このデッキテラスを通して、ご家族の思い出が沢山育まれるんだろうなと思い、
嬉しい気持ちになりました。

最後に、
お施主様のご好意によりオープハウスをさせていただき、
誠にありがとうございました。
ご家族が素敵な日々を新しいお家と共に過ごしていただけたらと思います。


またこの場をお借りしまして、
本工事に関わっていただきました方々、
特に工務店の皆様には幾度となく協力していただき、
誠にありがとうございました。

竣工写真が完成しましたら、
アップしますのでそちらの方もお楽しみに!

アラキ



20160421

前々回のブログにてご紹介しました加古川の複合ビル。

最後に掲載した何かが取り付くと予告した謎の金物。

そろそろ正体を...

明かしましょう...

コンクリートに打ち込まれたベースプレートには突起があったり穴があいていたり、なんとなぁく、それとなぁく、何か取り付くんだろうなと予想できたかもしれません。

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...その通りです。

そして...

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囲まれちゃいました。
ここまではあの金物写真からは予想できなかったはず(と、思わして下さい。)

謎の金物の正体は、外部の木製ルーバーを取り付ける梁を緊結する為の重要な役割を果たす縁の下の力持ちだったのです。

ちなみにコンクリート打設前の配筋時には既に力持ちくん準備万端待機中です。
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ベースプレートの裏側に溶接された鉄筋がしっかりと定着(必要長さ)をとり、コンクリートと一体となることで、外部の梁及びルーバーを支えることができるようになります。
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あたたかみのある木製のルーバーに囲まれながら階段を上っていった先には、喫茶店やリラクゼーションサロンといった癒しのある空間が待っています。

あと少しで完成するこの加古川の複合ビル。

次回はもう少し詳しくご紹介したいと思います。
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ひぐち。

和歌山県で進行しておりました、Tのまちの家。
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先日無事に完成し、そこに住むご家族への引き渡しを終えることができました。お子さんの笑い声とトタトタ響く足音は、とても嬉しく、微笑ましい瞬間でした。(そして毎度ながら寂しさと...)

引き渡し前には見学会も開催させて頂き、たくさんの方々が足を運んで下さいました。
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スタッフの役割の一つでもある(勝手な使命感。)見学に来た方の子供たちの探検に同行することは、重要な役割。飛び交う嬉しい感想は、子供達の俊敏な動きにも対応できる脚力(当日限定)を形成できるきっかけになっておりました。

ある子供たちが言います。
「庭どこ~?」

しかし子供たちが立つその場所は、もうすでに庭という場所(のはず)なのです。

「庭はここやで~」

子供たちは言います。
「にわにいきたい~」

キャッキャッと笑いながらアプローチの方へ走っていく子供たちを必死に静止しつつ、ふと思い出します....


初めて建て主ご家族にお会いした時、その場所を選んだ理由の一つとして

「近くにある公園で子供を遊ばせたい」

と、そんなお話をうかがいました。

ご家族の、その場所に留まらない少し離れた場所へのお話からは、外をまったく感じない風景の想像が生まれてこなかったことを記憶しています。

Tのまちの家は、奥行のある庭からつながる内部空間の先々に行き止まりを作らず、どこにいても家族の気配やいろんな季節のある庭を、ひいてはまちを感じられるように計画した広がりのある住まいです。
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...「にわにいきたい~」

トタトタと家の中を走り回る建て主ご家族のお子さんも、今ではそんなことを言ってくれています。

僕らが思う「庭」のそれとは違い、子供たちの中での「にわ」はもっともっと広がっていく場所なんだろうな~と思います。

そんな「にわ」のような住まいに、なっていったらいいな~。

Kさんご家族、本当にありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。

ちらっと竣工写真...
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(その他の竣工写真はまた更新致しますのでご覧下さい。)

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