大西憲司設計工房[大阪]Kenji Ohnishi archtect

大西憲司設計工房ウェブログ

20200623

大阪府建築士会発行の建築人6月号に第12回建築人賞が発表されました。
住宅部門で、弊所設計の農人町の町家(姫路市)が建築人賞を受賞し、
一般部門で親友のアバクス・アーキテクツの栄 隆志氏のふじしろ幼稚園が受賞しました。受賞後、お祝いを二人でこそっとしました。

三浦啓子さんの建築人賞記念盾のグラスアート作品をいただき、大変嬉しく思っています。
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建築人賞記念盾「未来へ!」
グラスアーティスト 三浦啓子作

と、いうのも、数年前に和歌山で住宅を設計させて頂いたクライアントの奥様のお父さんと三浦啓子さんが、いとこ同士だと聞いており、お持ちだった三浦啓子さんのステンドグラスを家のどこかに使ってほしいと要望され、紫色の美しいステンドグラスを扉の額として、扉に組み込み、奥様に大変喜んでいただきました。
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そのようなことがあり、建築人賞の三浦啓子さん作の記念盾グラスアートが是非いただきたいとずっと思っておりました。
今回、運良く建築人賞を頂き、早速クライアントの奥様に電話連絡をし、メールで三浦啓子さんのグラスアート作品の写真をお送りした所、大変喜んでいただき、父にも連絡しますとの返信をいただきました。
これも審査員長の乾久美子氏や、建築士会の皆様のおかげだと、心から感謝致します。どうもありがとうございました。
この受賞を機に、もう少しがんばりたいと思います。

以下、URLより公益社団法人 大阪府建築士会HPの建築人6月号を閲覧できますので、是非ご覧下さい。
https://www.aba-osakafu.or.jp/kenchikujin/

大西 憲司

みなさん、こんにちは。
ここ2~3か月、世の中は未曽有の事態で心落ち着かない日々が続いていましたが、皆さんはどのようにお過ごしでしたでしょうか。
この事態の中で、様々な業種の方々が大変な思いをし、私生活においても自粛を強いられ、ストレスを抱えることもあったかと思います。
社会においても緊急事態宣言を受け、テレワークが促進され新しい生活様式の模索が行われてきました。
多くの苦労や損失がありますが、ネガティブなことばかりではなく、この中で得られたものもあったのではないかと思っています。
例えば、家で過ごす時間が増え、家族との時間も増えたりだとか、移動時間等が減り自分の趣味の為の時間が確保できるようになったとか、この機会に新しい趣味兼生活の質向上のために料理を始めたという話もよく聞きました。自分と向き合う時間も増え、生活環境について考える機会になり、またそれとは逆に、人との関わりを考える機会にもなったのではないでしょうか。
社会的には、IT化や通信機器の発達でこれからの時代により積極的に取り入れられていく、リモートワークといった新しい働き方が、図らずも促進され、急ごしらえであれそのためのシステムの基盤がある程度出来上がったもしくは試験的に導入できた会社・企業も多いのではないかと思います。
当事務所においても、4月初めから5月末までの約2か月間はテレワークを取り入れ、自宅で新しい方式での仕事を行っていました。
私たちはそのような形をとっていましたが、この間も現場では細心の注意を払いながら、工事を進めていただいておりました。
幸い、私は現場が家から近いということもあったので、自宅で作業をしながら現場にも通い、テレワークでなければできないほど、より深く現場の状況・進み方を見ることができました。これも私にとっては大きなメリットでした。


冒頭の余談が長くなりましたが、ここからは前回に引き続きM邸現場の進捗状況をご紹介いたします。

建て方
今回の現場は旗竿敷地で間口約2m、前面道路も3m程しかなく、大きなトラックは入れないのでなかなか難航するではないかと心配していましたが、そんな心配はよそに職人さんたちが手運びでどんどんと運び入れていき、みるみるうちに立ち上がっていきました。
プレカット木材の仕口・継手は見ていて、気分があがります!
たった2日間の作業で屋根まで立上げ、防水シートを張っていきます。
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壁の構造用合板などを張り、家としての大枠が出来上がり、サッシを入れ始めた頃、こんなご時世なので上棟式という形は控えてではありますが、ここまでの工事の無事の感謝と今後の安全祈願を行いました。
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建物の外形が出来上がると、建物内部への正確な日の入り方などがわかってきます。夕方頃になると、2階に心地良い陽光が射し込んできます。
この家は庭等の外部も外壁で囲んだコートハウス型となっているため、周りの喧騒を忘れ、一日の太陽や空の動きといった自然の移り変わりをより感じることができます。
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外壁や屋根材は素地のガルバリウム鋼板を使用しているので、反射により程良い明るさを与えてくれます。
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玄関正面にある大きなFIX窓はアプローチ、玄関、FIX窓の向こうの庭とをスムーズに結び、内外の繋がりを与えてくれ、間接的な柔らかい光を取り入れます。
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現在は内部の細かな造作工事の段階へと進んでいます。
R加工の枠をぴったりと取り付けていく職人さんの技が素晴らしいですね。
見ていて心が躍ります。
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ハイサイド窓と勾配天井。乱張りの天井材が外の軒天まで続き、内と外が繋がっていきます。
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厳しい状況の中でも尽力して下さる方たちのおかげで、工事は順調に進んでいます。
今後も引き続き、現場の様子をご紹介していきます。
自粛要請も解除され、少し気持ちも楽になってきたかとは思いますが、体調には気を付けていきましょう。

きよの

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