大西憲司設計工房[大阪]Kenji Ohnishi archtect

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地面の下の力持ち(Y邸進捗)

category: プロジェクト

20150601

みなさんこんにちは。

Y邸現場進捗状況です。
今回は地面の下に隠れた力持ち、杭工事の様子を紹介致します。

杭工事とは、建物がたつ場所の地盤が軟弱な場合に、
荷重を地盤がしっかりと支持できるように杭を打ち込む工事のことを指します。

今回は、杭の摩擦力で建物の荷重を支持する摩擦杭を採用しております。

まずはアースオーガーという機械で、杭を打ち込む場所に杭径より少し大きな穴をあけていきます。
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掘削後、根固め液(杭先端と地盤を定着させる)をオーガー先端から注入します。
注入後、杭周固定液を注入しながらゆっくりと引き上げを行います。

単に穴を掘って杭を埋め込むのではなく、杭と地盤がしっかりと定着し一体となる為に、根「固め」液や、杭周「固定」液が必要になってきます。

そしてようやく杭の打ち込みへとうつり、
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鉛直角度を確認しつつ、杭に回転を与えながら埋設していきます。
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そうして、全ての杭が打ち終わると...
20150601-___4.jpg

合計43本。地震や地層の弱さに負けずに、しっかり建物を支える地盤です。

日本は、地震の多い国で知られているかと思います。
また、地層も比較的新しく軟弱な為、多くの場所で杭工事は行われています。

地面の上だけでなく、
今立っている地面の下を想像してみることも、
建築のおもしろさを感じる一つの要素かもしれませんね。

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